※2026年8月時点の情報です。
楽天グループの株主優待は、100株以上の保有で楽天モバイルの音声+データ30GB/月を6ヶ月無料、継続要件を満たせばさらに6ヶ月、合計1年間無料です。
無料の「Rakuten最強プラン」ではない 新規利用では新しい電話番号が付与され、SPUも対象外、キャリア決済もできない デュアルSIMのデータ用サブ回線・iPadなどのデータ通信費用圧縮 個人的にはポケットWifiが正解
楽天は優待内容を毎年検討するとしているため、次回も同じ内容になるとは限りません。

楽天の株主優待はどれくらいお得か
| 内容 | 第29期株主優待 |
|---|---|
| 必要株数 | 100株以上 |
| データ通信 | 30GB/月 |
| 音声通話・SMS | Rakuten Link Office利用で国内無料 一部対象外番号あり |
| 無料期間 | 6ヶ月 |
| 継続要件達成 | さらに6ヶ月、合計12ヶ月 |
| 30GB超過後 | 最大200kbps |
追加6ヶ月の条件は、2025年12月末と2026年6月末の両方で、同一株主番号のまま100株以上を保有していることです。
一度すべて売却して買い戻し、株主番号が変わった場合は継続要件を満たしません。
金額の目安として、楽天モバイル法人向けの同容量「音声+データ30GB」は月額3,058円です。
| 無料期間 | 30GB法人プランとの単純比較 |
|---|---|
| 6ヶ月 | 18,348円相当 |
| 12ヶ月 | 36,696円相当 |
ただし、これは同容量プランと比較した額面上の価値です。
株主優待SIMには通常の楽天モバイルと違う制限があるため、そのまま「3万6,696円得する」とはちょっと言い難いです。
メイン回線として使いにくい理由
新規利用では電話番号が変わる
第29期の新規利用は、「新たなSIM電話番号で利用」と案内されています。
第28期の株主優待回線を継続する場合は同じ電話番号を引き継げますが、現在使っている通常の携帯番号をそのまま優待回線へ移す仕組みではありません。
電話番号を銀行、クレジットカード、各種サービスのSMS認証に使っているなら、メイン回線を優待SIMへ入れ替えるハードルは高いです。
設定の変更が地獄になります。
さらに、優待回線は利用期間が終わると自動解約されます。
次年度も同じ優待が続く保証はないため、銀行やクレジットカードのSMS認証を優待番号へ移す使い方はやめた方が良いです。
楽天モバイルのSPUは対象外
株主優待SIMは、Rakuten最強プランの契約を条件とするSPUの対象外です。
しかも、キャリア決済が出来ませんので、Androidの楽天モバイルキャリア決済でSPUを取れません。
株主優待SIMだけにしてSPUは維持できません。
おとなしく普通の楽天最強プラン契約をするしかありません。
通常の楽天モバイルとは管理方法も違う
- 通常のRakuten Linkは使えず、Rakuten Link Officeを使う
- 自分でデータ利用量を確認できない
- 国内・海外のデータチャージ不可
- プラン変更不可
30GBを超えると国内通信は最大200kbpsになります。
無料回線としては十分ですが、通常のRakuten最強プランをそのまま無料化したものではありません。
使い道はデュアルSIMのサブ回線・タブレット用データ通信
私なら、株主優待SIMはデータ通信担当にします。
楽天の優待eSIMの開通手順にもデュアルSIM時の主回線・副回線の選択が案内されています。
メインの電話番号は今の回線に残し、モバイルデータ通信だけ優待SIMへ流せば、電話番号が変わる問題をほぼ無視できます。
また、電話の発信を主に株主優待SIMでやれば電話料金圧縮にもなると思います。
SPUを残すなら副回線にする
楽天市場のSPUやAndroidのキャリア決済を使いたいなら、通常の楽天モバイル回線を残し、データ通信を株主優待SIMへ寄せる。
iPadは使えるが公式保証なし
iPadなどのタブレットに入れる使い方もあります。
楽天の株主優待FAQでは「タブレット製品(iPad含む)での回線保証はしていない」と明記されているので注意。
Apple Watchも通常のeSIMを直接入れる方式ではなく、楽天モバイルの「電話番号シェアサービス」が必要です。
株主優待SIMの正式な利用先として案内されていないため、Apple Watch用としては当てにできません。
ポケットWi-Fiにも使える
株主優待SIMは、楽天モバイルが対応確認しているWi-Fiルーターなら利用できます。
30GB/月の無料データ回線としてはかなり使いやすいです。
スマホで他の端末にテザリングするのは発熱がひどいので、複数端末持っているならありです。
持ち物は増えますがこれが株主優待SIMの正解な気がしています。
私は昔Rakuten WiFi Pocket 2Cを1円でもらっていたので、それに使おうかなと思ってます。
実際にポケットWifiに使うときはルーターが少なくともLTEBand 3対応しているかは要確認です。
Band 3対応でも楽天公式対応機種でなければ動作保証外です。
用途はかなりサブ回線向き
30GB/月+国内通話を6〜12ヶ月無料は、株主優待としてかなり強いです。
ただ、電話番号・SPU・通常の楽天モバイル機能まで考えると、メイン回線を丸ごと置き換えるには微妙に使いにくい。
月30GBまでのデータ通信用SIMとしてポケットWifiが一番いいんじゃないかと思います。
主回線が楽天なら、通話用の副回線として持つメリットは少ない。
データ通信用なら、主回線を3GB以内に抑える用途で十分メリットがある。
ポケットWifiであれば、複数端末に接続できるので無駄がないと思います。
参考





