※2026年8月時点の情報です。
楽天銀行で国内株式の配当金を受け取ると、配当金1件につき現金10円がもらえます。
1株だけ保有し、配当金が楽天銀行へ振り込まれれば対象です。
先人に倣って1株ポイ活と呼んでいますが、もらっているものは現金です。
株価の絶対額が低い銘柄を1株ずつ保有し、配当+10円を受け取る
株価500円・配当利回り4%・年2回配当なら、額面上は年8%相当
NISA国内株の配当が目安として年3万円を超えた場合1株ポイ活よりもNISA国内株配当ほうが受け取る金額は多い
私は、株価の絶対額が低く、配当利回り4%前後の銘柄を目安に1株ずつ買っています。
毎月エントリーで配当金1件につき10円

| 特典 | 株式配当金1件につき現金10円 |
| 対象 | 他の金融機関から楽天銀行の個人口座へ「配当金」として振り込まれた入金 |
| エントリー | 毎月必要 |
| 入金時期 | 原則として翌月中旬~下旬 |
エントリーと配当金受取の順番は問われません。
毎月エントリーが必要です。
楽天銀行のキャンペーンからエントリーして下さい。
対象になるのは、楽天銀行側で「配当金」の電文として処理された入金です。
株価が安いほど10円の利回りが上がる
配当額に関係なく1件10円です。
10円特典の年間利回り=10円×年間配当回数÷1株の購入価格
配当利回り4%、年2回配当の銘柄で計算すると次のようになります。
| 1株の購入価格 | 年間配当4% | 10円特典 | 合計 | 額面利回り |
|---|---|---|---|---|
| 300円 | 12円 | 20円 | 32円 | 10.67% |
| 500円 | 20円 | 20円 | 40円 | 8.00% |
| 1,000円 | 40円 | 20円 | 60円 | 6.00% |
同じ配当利回りなら、株価の絶対額が低い銘柄ほど固定10円の効果が大きくなります。
年2回なら20円なので、配当回数も効きます。
減配・無配になれば、配当だけでなく10円を受け取る機会も減るので、定期的にスクリーニングが必要です。
銘柄は低位株・配当回数で選ぶ
- 株価の絶対額が低い
- 配当利回り4%前後
私はこの2点を目安にしています。
これは1株ポイ活向けのスクリーニングであって、本格的な個別株の選別ではありません。
利益成長、財務、配当性向まで見ていないため、多少のリスクはあります。
配当利回りが異常に高い銘柄は何かしら問題があるので多少調べてから購入推奨です。
銘柄の選定は一株ポイ活用のスクリーナーを作りましたので、ぜひ利用してください。
必要な設定
- 利用している証券会社で、国内株式の配当金受取方法を開く
- 「登録配当金受領口座方式」を選ぶ
- 受取口座に楽天銀行の個人口座を登録する
- 楽天銀行の株式配当金受取プログラムへ毎月エントリーする
楽天証券では、PCサイトの「マイメニュー」→「申込が必要なお取引」→「国内株式」→「配当金受取方法」から変更できます。
変更完了まで3~4営業日かかります。
貸株している場合は設定を確認
優待優先の場合
そのまま配当金として受け取ります。
金利優先の場合
配当金相当額として証券口座に入金されます。
優待優先であればOKです。
NISAで国内株を持ちたい人はやらない
300銘柄を1株ポイ活で保有すると仮定した場合、
NISA国内株の配当が年3万円を超えたら、1株ポイ活をするよりもNISA非課税のほうが受け取る金額は多いです。
楽天銀行へ配当金を受け取ると、NISA口座で買った国内株の配当金は非課税になりません。
NISAの国内株配当を非課税にするには、証券口座で受け取る「株式数比例配分方式」が必要です。
さらに、配当金の受取方法は証券会社ごとに分けられません。
1社で変更すると、ほふりを通じて他の証券会社にも同じ方式が反映されます。
少額配当は税額の端数処理でも有利
課税口座の上場株式配当には、所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%がかかります。
ただし、源泉徴収税額は所得税・住民税を別々に計算し、1円未満を切り捨てます。
配当5.5円の場合
配当金:6円 切り上げ
所得税等:6円×15.315%=0.9189円→0円 切り下げ
住民税:6円×5%=0.3円→0円 切り下げ
受取額:6円
1株配当5.5円が6円になるのは、金銭債務の支払額に50銭以上1円未満の端数がある場合、その端数を1円として計算するためです。
逆に言うと0.5円に満たない配当は切り下げられます。
見たことはありませんが。
1株配当は金額が小さいため、税率20.315%をそのまま掛けた金額より、実際の手取りが少し多くなります。
国税庁:上場株式等の配当にかかる税率
大和証券:配当金の税額は小数点以下切り捨て
デメリット
郵便爆弾
配当が支払われるたびに郵便が届きます。いわゆる郵便爆弾です。
300銘柄も持てば年に600通届きます。
捨てるのももったいないし、紙の品質は良いので私はメモ紙にしてますが余ってます。
損益通算は自動で行われない
登録配当金受領口座方式では、配当金が発行会社から直接支払われます。
証券会社の特定口座年間取引報告書には入りません。
株の売却損と配当金を損益通算する場合は、自分で確定申告が必要です。
国税庁のフォーム申告上限は600件まで。
する人はいないとは思いませんが、地獄のような処理になります。
一応救済策はあります。
銀行受取の上場株配当は、1回の配当ごとに「申告する・申告不要」を選べます。
なので実務上は、
- 残った売却損:確定申告して3年間繰り越す
- 300銘柄の1株配当:申告不要で捨てる
- 単元保有など金額の大きい配当:申告して損益通算
となります。
やる意味は分かりません。
1株ポイ活は必要な金額に対して利回りが大きい上再現性がある
楽天1株ポイ活は、低位株を1株ずつ分散し、配当+固定10円を受け取る仕組みとして再現できます。
向いているのは、NISAで国内配当株を持っておらず、課税口座の少額投資を遊び枠として持てる人です。
私の場合、NISAには無配当の投資信託のみ投資します。
個別株の魅力は優待と運が良ければ株価が跳ねることですが、それは裏返すと下落するリスクも相応にあるということです。
NISAで配当が非課税になるのも良いのですが、長期で考えた場合インデックスと比較すると管理が大変な上、素人の投資では株価下落時の損失のリスクを無視できません。
資産形成の主力をインデックス投資にする理由はこちらです。



